ワインショップ飛附屋・トップドイツワイン・モーゼルモーゼルシルト


【MOSELSCHILD:モーゼルシルト】

モーゼルシルトは7世代続いた家族経営のワイングートで下。
1960年にクルト シルト氏が両親からワイングートを引き継ぎました。
生産量のほとんどは、オーナーのシルト氏がユルツィヒ村で経営していたホテルの専用ワイン、また個人客向けに販売されていました。
現在シルト氏は引退し、残念ながらワイングートとしてのモーゼルシルトは姿を消してしまいました。
しかし、シルト氏は、いつか親族の誰かがワイン造りを引き継ぐことを希望しており、現在も畑を売らず、貸し出しています。
モーゼル屈指の険しい斜面に広がる葡萄畑
モーゼルの中でも険しい斜面に広がる、エルデナー プレラート、エルデナー トレップヒェンとユルツィガー ビュルツガルテンの畑。
土壌は砂岩、火山岩、そして鉄分を含む赤粘板岩が混ざっているのが特徴です。
モーゼルシルトが所有する畑には、接ぎ木をしていない自根の葡萄樹もあり、樹齢は70年から100年です。
これらの樹齢の高い葡萄がワインに独特の個性とスタイルを与えています。
シルト氏のワイン造りへの思い
「自分の人生の映しがワインだ!」と語るシルト氏。
彼にとってワイン造りは家族よりもプライオリティーが高いようです。
そのため、家族は冗談めいて
「収穫の時期はケラーにベッドを用意して、そこに住んでもらいたいくらい。」とおっしゃっていました。
たくさんのオールドヴィンテージが眠る地下セラー
昔ながらの地下セラーです。
ひんやりとしており、適度な湿度も保たれている、自然がもたらす理想的なワインセラーです。








    




20年以上熟成させたリースリング。熟成による柔らかさとそれを支える上質な酸
KA-528 1994 Erdener Treppchen Spatlese
エルデナー トレップヒェン シュペートレーゼ 750ml  
《白》【甘口】
生産者:モーゼルシルト
葡萄品種:リースリング
残留糖度:53.7g/l
酸度:8.8g/l

「1994年は夏の時点で葡萄の成長が遅く、8〜9月にかけての期待値は大きくはなかったが、
インディアンサマーと呼ばれる素晴らしい秋が来て、葡萄が生長を取り戻した。
カビネット、シュペートレーゼクラスが素晴らしい良い年だった。」
(シルツ氏コメント)

     3,960円(本体価格3,600円)

KA-528は、只今品切れ中(2019年12月27日)です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。








貴腐のような甘さと集約感があり、熟成感も現れ始めています。
KA-531 2001 Urziger Wurzgarten Auslese
ユルツィガー ヴュルツガルテン シュペートレーゼ 750ml  
《白》【甘口】
生産者:モーゼルシルト
葡萄品種:リースリング
残留糖度:58.8g/l
酸度:8.6g/l

「2000年がカビネットとシュペートレーゼしかできなかったため、
2001年は新世紀の幕開けとして注目された年となった。
また、4月2日に30度を記録するなど、今日にみられる温暖化が現れ始めた年で、
開花も早かった。」
クルト シルト氏談

    5,280円(本体価格4,800円)
KA-531は、只今品切れ中(2023年2月25日)です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。