ワインショップ飛附屋・トップスペインワイン・カスティーリャ イ レオン州・ビエルソゴデリア

【Godelia:ゴデリア】


? ボデガス イ ビニェドス ゴデリアは、スペイン北西部のカスティーリャ イ レオンに位置するワイン産地です。
ガリシアに隣接しており、聖ヤコブの墓が見つ かったことから重要な聖地となった「サンティアゴ デ コンポステーラ」への巡礼 路沿いにあることから、
巡礼者が身に着けていたホタテ貝(フランス語で Coquille Saint-Jacques、ドイツ語で Jakobsmuschel:いずれも「ヤコブの貝」という意味) を、
ワイナリーのシンボルマークとして使用しています。

? ビエルソは「スペインのブルゴーニュ」という別名でも知られています。
白葡萄 のゴデーリョ(Godello)、黒葡萄のメンシア(Mencia)をそれぞれ単一で醸造する ことが多く、この2つの品種名を組み合わて「ゴデリア(Godelia)」という名前をつ けています。
樹齢の古い葡萄が残っているのが特徴であり、若いもので樹齢 30~40 年、古いものだと樹齢 60 年を超え、中には 100 年以上のものもあります。
    

女性醸造家 オルガ ヴェルデが活躍!
オルガ ヴェルデはニュージーランドやチリ、カタルーニャで働いていました。また、良 いワインを沢山試飲するため、3 年間マドリッドでソムリエとして働いたこともあります。
ゴデリアの設立当初、ワインメーカーはジョゼップ セラが務めていました。
彼は、ビエ ルソの土壌がプリオラートと類似しているので、高い可能性を感じていました。
しかし、 ジョセップは同時にカタルーニャでもワインメーカーを務めており、収穫がビエルソと重 なってしまい大きな問題となっていました。
そこで、プリオラートでジョセップと働いて いたオルガが、ビエルソでも一緒にワイン造りをサポートしていました。
その後、彼女が ゴデリア専属のワインメーカーとなりました。
現在、ジョゼップはゴデリアには携わって おりませんが、オーナーのロドリゲスはオルガが入ったことにより、女性的なニュアンス の要素が加わり、より良くなったと語ります。
ビエルソを代表する葡萄品種「ゴデーリョ」と「メンシア」
ゴデーリョ:ビエルソとガリシア地方の一部のみ栽培されています。成熟が早く、 酸が豊富。近年、注目の品種で生産量が増えています。
長期熟成することもでき、 シャルドネのように高いポテンシャルを持つ葡萄品種です。
トロピカルというよ りはフローラルで、開いてくるとリンゴや洋ナシ、またクリーミーな香りが出て きます。

メンシア:ビエルソとガリシア地方の一部で主に栽培されています。
果皮が薄く、 ピノ ノワールとカベルネ フランの間のようなキャラクターを持ちます。
ピノ ノワールに似てデリケートな品種のため、畑のメンテナンスを綿密に行わなけれ ば良い葡萄ができません。
収穫は全て手摘み。一般的には、スミレの花や赤い果 実のアロマを持ちます。
若いうちはフルーティですが、熟成させるとミネラルや 複雑さ、土っぽい要素が現れます。

異なる土壌がもたらす多様性
土壌は主に、珪岩、粘板岩、粘土質ですが、石灰質も少し混ざるこのエリア独特の土壌です。
丘陵地に粘板岩(スレート)や珪岩が多く見 られます。それぞれの要素がワインにミネラル、集約した果実味、深いアロマをもたらします。


設立からわずか 5 年で『ワイン スペクテーター TOP100』に選出!
すでにビエルソを代表する生産者としての地位を確立しています 2009 年の設立からわずか 5 年後の 2014 年に、
「ゴデリア ティント(S-195)」の 2010VT が 92 点を獲 得し、『ワイン スペクテーター TOP100」に選出されました。
また 2017 年には、同誌で 90 点以上を獲 得したワイナリーが参加できるグランド ツアーに、DO ビエルソの生産者として初めて参加しました。
さ らに、2019 年の TOP100 にも同銘柄の 2015VT が 93 点を獲得して選出されています。
同銘柄の 2016VT (現行品)は『ワイン エンスージアスト 2021.3.1』で 92 点、「ヴィノス 2021.5」で 91 点の高評価を得 ています。
もちろん、ゴデリアのワインの高評価はメンシアだけにとどまりません。
ゴデーリョのトップ キュヴェである「ゴデリア セレクシオン ブランコ スペシャル エディション(S-251)」の 2011VT (現行品:在庫わずか)が『ワイン スペクテーター2018.4.30」で 93 点、
スタンダード キュヴェの「ゴ デリア ブランコ(S-194)」の 2019VT(現行は 2020VT)が「ヴィノス 2021.5」で 90 点を獲得してい ます。
また、これらのワイン以外にも、この地では珍しい瓶内二次発酵のスパークリングワインに挑戦する など、評価だけでは語れないビエルソの可能性を探求し、ワインの中にしっかりと表現しています。



写真の畑は標高500mに広がるメシアの畑。
このあたりで一番良い斜面は南西向きの畑で、樹齢60年以上。
すべて手作業で土の中の生命体の自然を大切にしたいので、すべての畑は機械を入れる作業は出来ない。
土を掘り返さずに雑草を生やしている。



S-133 2010 Godelia Blanco
ゴデリア ブランコ 750ml  
《白》【辛口】等級:D.O.ビエルソ
葡萄品種:ゴデーリョ(80%、樹齢10~40 年)、ドーニャ ブランカ(20%、樹齢60~80 年)
熟成:タンク5 ヶ月間

個性豊かな2種類の土着品種のブレンド。畑で厳しく選別した葡萄を15g入りのケースを使い手摘みで収穫します。
葡萄は5度の低温で管理、選果テーブルを使って人の手で選別をします。除梗し、やわらかくプレスし、24 時間静置して澱下げします。
品種ごとに150hl のタンクに入れ15 度で発酵させます。澱と共にバトナージュしながら約5 ヶ月熟成させます。
自然に澱を沈めて、軽くフィルター。フローラルでフルーティな香りが際立つエレガントで複雑なアロマ、この土地の特徴であるミネラルの風味も感じられます。
非常にフレッシュでスムーズ、持続性があり、長い余韻が感じられます。’10 年が「ワイン アドヴォケイト195」で88 点。

        1,870円(本体価格1,700円)

S-133は、只今品切れ中(2023年12月16日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。









2015年スペインワイン評価本「ペニン ガイド」
ペニンガイドでは各ワインのポイントとは別にコストパフォーマンスの高さを星の数で評価します。
最高5ッ星★★★★★を獲得しました

S-194 2020 Godelia Blanco
ゴデリア ブランコ 750ml  
《白》【辛口】等級:D.O.ビエルソ
国/地域等:スペイン/D.O.ビエルソ
葡萄品種:ゴデーリョ 90%、ドーニャ ブランカ 10%
熟成:ステンレスタンクで約 5 ヶ月

ゴデーリョを主体に、ドーニャ ブランカを 10%のみブレンドしています。
ゴデーリョが白い花や桃のア ロマ、ドーニャ ブランカが柑橘系の果実やフェンネルなどのハーブの要素をもたらします。
この土地の 特徴であるミネラルの風味も感じられます。畑の土壌は珪岩とスレートで、標高 500~700m です。
収穫 した葡萄は 5 度の低温で管理、選果テーブルを使って人の手で選別します。
除梗し、柔らかくプレス、8~ 10 度で 24 時間静置して澱下げします。
品種ごとに 150hL のステンレスタンクに入れ 15 度で 7 日間発酵 させます。
バトナージュしながらステンレスタンクで約 5 ヶ月熟成させることで、クリーミーなニュアン スが出ます。
自然に澱を沈めて、軽くろ過します。

     2,640円(本体価格2,400円)
S-194は、只今品切れ中(2024年2月23日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。











S-139 2009 Godelia Selección Blanco

ゴデリア セレクシオン ブランコ 750ml  
《白》【辛口】
等級:D.O.ビエルソ
葡萄品種:ゴデーリョ(100%)
樹齢:60 年~80 年
熟成:フレンチオーク500L(新樽100%)15 ヶ月間
生産量:3,000 本

急斜面に植えられた樹齢の高いゴデーリョのセレクションによるワイン。畑で厳しく選別した葡萄を15kg 入りのケースを使い手摘みで収穫します。
収穫された葡萄は5℃の低温で管理、選果テーブルを使い、人の手で選別します。除梗し、やわらかくプレスし、24 時間静置して澱下げします。
30hlのステンレスタンクを使い、15度で発酵させます。熟成は500Lのフレンチオークの新樽を使用(100%)し、8 ヶ月行ないます。
フィルターは通しません。レストラン「エル ブジ」のリストにも載せられていました。‘09 年が、「ワイン アドヴォケイト195」で90 点、「インターナショナルワインセラー158」で91 点。

         3,024円(本体価格2,800円)

S-139は、只今品切れ中(2014年7月5日)です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。





伝統的なフレッシュなメンシアの味わいが楽しめる、その名も“花金”ワイン
S-132 2010 Viernes

ビエルネス 750ml  
《赤》【ミディアムボディ】
等級:D.O.ビエルソ
葡萄品種:メンシア(100%)
樹齢:10 年~20 年
熟成:タンク4 ヶ月間 〔スクリューキャップ〕

畑で厳しく選別をしながら、15kg 入りのケースを使い手摘みで収穫します。収穫された葡萄は10 度に保冷し、選果テーブルで人の手によって選別します。
除梗し、150hl のステンレスタンクで、25 度に温度コントールしながら発酵させます。抽出の状態を見ながらピジャージュとポンピングオーバーを行ないます。
発酵と醸しは果皮とともに12 日~15 日間、マロラクティック発酵もタンクで行います。
澱とともに約4 ヶ月熟成させます。ビエルソのテロワールの特徴であるフレッシュな野生のフルーツの香りがあります。
口当たりはやわらかでエレガント、甘いタンニンと共に心地よい酸が感じられます。深みがあり、フレッシュ、持続性があります。
「ビエルネス」とは金曜日のことで、休みの前のきらきらする感じをイメージ。金曜日の夜に楽しく飲んで欲しいワイン。

        1,404円(本体価格1,300円)


S-132は、只今品切れ中(2014年10月17日)です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。






  
S-195 2016 Godelia Tinto
ゴデリア ティント 750ml  
《赤》【フルボディ】
等級:D.O.ビエルソ
葡萄品種:メンシア(100%)
樹齢:40~80 年
熟成:フレンチオーク、アメリカンオーク(400L、500L)12 ヶ月

ビエルソのメンシアが持つポテンシャルの高さを知るために ふさわしい、ゴデリアを代表する赤ワインです。
かつて 2010VT が「ワイン スペクテーター TOP100」の 2014 年版 で 68 位(92 点)に、2015VT が 2019 年版で 34 位(93 点) に選ばれました。
複雑でエレガントな香り、非常に凝縮され、 熟した赤い果実のキャラクターをミネラルや野生の植物の ニュアンスが包んでいます。
同時に樽からのスパイスの香りも広がります。口に含むと柔らかくエレガン トで、甘くまろやかなタンニンがあります。
持続性があり、長い余韻が感じられます。クリアンサに相当 する熟成期間ですが、VT により必要なだけ熟成させるためにあえて表示はしていません。
しっかりした味 付けの料理、例えば牛肉、ビエルソで良く食べられる猪に合います。
畑には、スレート、珪岩・礫岩、粘土と、ビエルソのタイプの異なる三つの土壌が全て含まれ、その組み 合わせにより複雑さがもたらされます。
収穫した葡萄は 10 度に温度管理し、選果テーブルで人の手によっ て選別します。
除梗し、区画ごとに 150hL のステンレスタンクを使い 25 度で 35 日間発酵させます。
400 ~500L のフレンチオークの樽(新樽、2~3 回使用樽)で 12 ヶ月熟成させます。
暑い年は新樽比率を上 げ、涼しい年は古い樽を多くします。マロラクティック発酵、シュール リも樽で行ないます。
★「ワイン エンスージアスト 2021.3.1」92 点、「ヴィノス 2021.5」91 点、「ワイン スペクテーター 2022.10.15」90 点。

        2,970円(本体価格2,700円)








元々はプライヴェート用に生産したことがきっかけでした。
ゴデーリョ100%で造る、瓶内二次発酵のスパークリングワイン

S-239 N.V. Godelia Cuvée Brut
ゴデリア キュヴェ ブリュット 750ml  
《シロ》【辛口・発泡】
地域:ピエルソ
使用葡萄品種:ゴデーリョ100%
樹齢:12~40年

全ての行程を手作業で行っています。
ゴデーリョの樹齢は12年から40年です。
植密度は2000本/ha、自家畑の葡萄を使用しています。
畑の土壌はスレートと珪岩、畑の標高は500m~700m、大西洋気候と地中海気候、両方の影響を受けています。
降雨量は年間750mm~1000mm。
収穫は15kgのケースを使い厳しく選別しながら手摘みで行います。
酸化しないように5度の低温にキープします。除梗し、柔らかくプレスします。
24時間置いてラッキングした後にステンレスタンクにて15度で発酵させます。
ボトルに移し、20~24ヶ月、瓶内二次発酵を行います。
淡い麦わら色。白い花や柑橘類の柔らかなノート。ナッツやパンのような香ばしい要素も感じられます。
エレガントで、繊細な泡立ちがあります。
豊かな果実味があり爽やかな個性を持っています。バランスの取れた酸、長い余韻があります。

                       3,630円(本体価格3,300円)



ゴデリアから「ワインと相性抜群のパエリア」のレシピが届きました。

パエリアの本場スペイン。
ゴデリアがあるビエルソは、新鮮な魚貝が獲れるガリシア州に近く、
魚介を豊富に盛り込んだパエリアが家庭の味。
ゴデリアより本場のパエリアのレシピを教えて頂きました。

=材料=
白ワイン 1/2カップ ※ゴデリア ブランコ
有頭エビ 5尾
アサリ 300g
蒸しタコ 130g
紋甲烏賊 250g
パプリカ 赤 1個
玉ねぎ 1/2個
ニンニク 1かけ
サフラン 0.4g
米 3カップ
水 3カップ
オリーブオイル 1/2カップ
塩・胡椒 適量
パセリ 適量
レモン 適量

=作り方=
①アサリをしろワインで蒸し煮する。残った汁は取っておく
 ※別な紅強火で火を通すことで短時間で口が開き、分けておくことも簡単。
②オリーブオイルを入れエビ、タコ、イカを塩・胡椒で炒めて取り出す。
③パプリカを痛めて取り出す。
④鍋のオリーブオイルが少なければ足して、ニンニクを炒めて香りを出し玉ねぎを炒める
⑤洗った米を入れよく炒める
⑥色を出したサフラン水(水3カップとサフラン)とアサリの蒸し煮で出た汁と塩を加える
⑦ひと煮立ちしたら、タコとイカを入れて20分間、弱火で蓋をして炊く
⑧15分経過したらエビとアサリをのせる
⑨最後にパプリカをのせて、火を止め蒸らす
⑩パセリ、レモンを添える