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【Raymond Julien:レイモン ジュリアン家】


「アシェット ガイド」も認めるクオリティ
ほとんどがフランス国内で消費される入手困難な希少ワイン
300年続くワイン生産者で、現在のオーナーはレイモン ジュリアン(写真)です。
彼より前の世代は、バルク販売しており、レイモンがドメーヌを引き継いだ1980年代から自家葡萄園元詰でワイン造りを始めました。
現在は、生産量の3分の1はネゴシアンなどに売り、残りを自社で瓶詰めしています。
畑は20ヘクタールを所有しており、土壌は主に石灰土壌で、下層は岩盤になっています。
グルナッシュはこの土地に向かないとコンサルタントに言われたそうですが、無視して植えたところ、最高のグルナッシュが出来たというエピソードもあります。
古典的な器具を用いて独自の醸造法を駆使したワイン造りをするオリジナリティあふれる生産者です。
マセラシオン・カルボニックでフルボディで生き生きとしたワイン造りに成功
収穫は全て手摘みでおこないます。
また、醸造には、レイモン自身がとても好きな味のワインに仕上がるという、マセラシオン・カルボニックを導入しています。
マセラシオン・カルボニックは、ボージュレ地区で軽くフルーティなワイン造りに使われることで知られていますが、レイモンはフルボディで生き生きとしたワインを造ることに成功しています。
他にも、彼ならではの醸造法を用いており、たとえば、プレス前のフリーランジュースには葡萄の樹の枝を組み合わせたフィルターを使うなど、古い技法を取り入れています。
葡萄のプレス機も1936年産の古典的なものを使用しています。
メリットは葡萄を一度とらえると放さないところで、現在著名な生産者はこのプレス機に戻っています。
古い時代のものが、今逆に新しく新鮮で、オリジナリティに溢れているように感じられます。もちろん驚くほどに美味しいことは、言うまでもありません。
<栽培>
除草剤は一切使用しておらず、銅と硫黄のみを使用。
オーガニック認証は取得していないが基本的にはオーガニック。
葡萄樹の樹齢は、若い者で約25年、古いもので60年。
<醸造>
収穫した葡萄を破砕せずにタンクに入れ、マセラシオン・カルボニックを行う。
除梗はしない全房発酵
カリニャンのみ天然酵母を使い、それ以外は選別酵母を使用。
(2016年8月)

大きなコンクリートタンクが並ぶなど、とても歴史を感じるセラー。

シャトー ミロスとして「アシェット ガイド」でも高評価獲得!
ドメーヌ名はシャトー ミロス(Chateau Mirausse)で、代表的なフランスワインガイドの一つ「アシェット ガイド 2018」では
レ グランパンシャン ミネルヴォワ 2015が最高評価の3星、さらにクー ド クールを獲得しています。
彼のワインは「アシェット ガイド」で毎年のように掲載されており、その品質の高さには定評があります。
古典的なプレス機を使用
葡萄のプレス機は古典的なタイプのものを使用しています。
メリットは葡萄を一度捕らえると放さないところです。その他にも彼ならではの伝統的な醸造法を用いており、
例えば、プレス前のフリーランジュースには葡萄の樹の枝を組み合わせたフィルターを使うなど、古い技法を取り入れています。
昔ながらの作りは時間も手間もかかりますが、素朴で丁寧な作りを感じられるのもレイモン ジュリアンのワインの魅力です。
  
歴史が感じられる、古典的なタイプのプレス機。
葡萄の木の枝を組み合わせたフィルター。
プレス前のフリーランジュース用。
空のタンクに樹のフィルターをセットして、発酵後に種や果皮をせき止めるために使う。
「求めるのは、ピュアで果実味豊かなスタイル。だから、
マセラシオン カルボニックなんだ。」
醸造は、レイモン ジュリアン自身がとても好きな味に仕上がるという、マセラシオン カルボニックを導入しています。
除梗はしない全房発酵です。
マセラシオン カルボニックは、ボージョレ地区で軽くフルーティなワイン造りに使われることで知られていますが、
レイモン ジュリアンはしっかりとしたボディで生き生きとしたワインを造ることに成功しており、
レイモン ジュリアンのワインの最大の特徴です。
少量生産の家族経営の小さなシャトー、ほとんどがフランス国内で消費、
実は入手困難なワイン
生産量は少なく、そのほとんどをフランス国内のレストランやワインショップに販売しており、入手困難なワインです。
現在輸出しているのは日本のみで、世界中を探してもなかなか見つけれない、まさに希少なワインといえます。
(2019年1月)

LE GUIDE HACHETTE DES VINS
「アシェット ガイド 20 20 」
2星
★★
?COUP DE COEUR

樹齢の古い葡萄と若い葡萄を巧みにブレンド
アシェットガイドで何度も紹介されている代表作
FB−147 2018 Le Grand Penchant Minervois
ル グラン パンシャン ミネルヴォワ 750ml 
《赤》【フルボディ】
生産者:レイモン ジュリアン
葡萄品種:シラー70%、グルナッシュ30%

シラーは
1977 年植樹のもので、ラングドックで最も樹齢が古い葡萄です。
その他、 1982 年、 1999年、 1994 年の植樹です。
葡萄は充分に熟してから収穫し、マセラシオン カルボニックします。
濃い赤色、プラムのようなはっきりとして複雑な香りがあり、タイムやイチジクの香りも感じられます。
とても凝縮していて、柔らかくしっかりとしたタンニンがあります。
「 Penchant 」は、『傾向・好み』という意味です。空に浮かぶ雲が描かれています。

     2,090円(本体価格1,900円)




2017年ヴィンテージについて
2017年は、日中は十分な日照量と暖かい気温で、昼夜の寒暖差があり、
豊かなアロマを構成するのに好条件の気候で、葡萄にとっては理想的な天候でした。
高い酸があり、ワインは果実味とのバランスが優れています。









色濃く凝縮した果実味が、土着性と個性あふれるワイン
FB−146 2019 Le Rouge de l`Azerolle Minervois

ル ルージュ ド ラゼロール ミネルヴォワ 750ml     
《赤》【ミディアムボディ】
生産者:レイモン ジュリアン
葡萄品種:サンソー(100%)

葡萄は破砕せずそのままコンクリートタンクに入れ、マセラシオン カルボニックします。
14 ヶ月タンクで熟成させます。明るいルビー レッド、濃縮したイチゴやラズベリーを思わせるアロマがあり、果 実味いっぱいのワインです。
イチゴやラズベリーを思わせます。程 よい甘さがあり、ジューシーなのにタンニンも感じられます。
エン ジ色のラベルが鮮やかで、目を引きます。

           1,760円(本体価格1,600円)  


「ワイナート」44号 ワインガイドに掲載されました。
コメント/緻密でしっかりとしたアタック。酸や鉄っぽさが溶け、それほど深みはないものの、清涼感が漂う心地よさ。果実味の抜けは比較的早く、果皮の渋味がやや残る。完熟ブルーベリー、カシスリキュール、ミネラルの香り。
FB−146は、只今品切れ中(2023年12月7日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。





2016ヴィンテージが「アシェット ガイド 2019」で2星★★
樹齢の古い葡萄と若い葡萄を巧みにブレンド、アシェット ガイドで何度も紹介されている代表作
FB−147 2005 Le Grand Penchant Minervois
ル グラン パシャン ミネルヴォア 750ml   
《赤》【フルボディ】生産者:レイモン ジュリアン
葡萄品種:シラー(80%)、カリニャン(20%)
平均樹齢:シラー(25年)、カリニャン(80年)

シラーはラングドックでは珍しい品種といえます。
葡萄は充分に熟してから手摘みで収穫し、マセラシオン カルボニクします。コンクリートタンクで3週間マセラシオンします。
濃い赤色、プラムのようなはっきりとして複雑な香りがあり、タイムやイチジクの香りも感じられます。とても凝縮していて、柔らかくしっかりとしたタンニンがあります。
「パシャン」は、『傾向・好み』という意味です。空に浮かぶ雲が描かれています。

             2,750円(本体価格2,500円)

シラーは1977年植樹のものがもっとも古く、その他、1982年、1999年、1994年の植樹です。

FB-147は、只今品切れ中(2021年9月4日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。








レイモン ジュリアンのワインとの出会いは、このワインからでした。
樹齢の古いカリニャンのみを使用して造る“掘り出し物”

FB−72 2019 Mineruvois Clos de l`Azerolle Vieilles Vignes
ミネルヴォワ クロ ド ラゼロール ヴィエイユ ヴィーニュ 750ml  
《赤》【フルボディ】生産者:レイモン ジュリアン
葡萄品種:カリニャン(100%) 平均樹齢:60年

葡萄は手摘みで収穫され、収穫量はなんと25hl/haです。
特にカリニャンにおいて特別なアロマをもたらすマセラシオン・カルボニックで造られています。
この方法は、しっかりとしているが、口当たりがなめらかで柔らかなワインを造ります。
このマセラシオンには2週間かかります。その後、液体の状態でアルコール発酵を終えます。
熟成はタンクで行います。色は濃く深く、ワインが濃縮されていることを表しています。
黒いフルーツとオリーブの混ざり合ったアロマ、ココアのようなスパイシィな香りがあります。
味わいは、調和がとれリッチで、完璧なバランスで、この倍の価格のワインだと言われても、誰も疑いを持たないでしょう。
信じられないような掘り出し物といえます。アヒル・北京ダックとの相性がよいようです。

                        2,640円(本体価格2,400円)  

一番樹齢が古いものは 1910 年植樹の 108 年で、その他 1944 年植樹の 74 年、1968 年植樹の 50 年の三つの区画の カリニャンを使用しています。
収穫量はなんと 25hL/ha で す。











生産量は3,600本。唯一樽を使って熟成させたキュヴェ。

FB−148 2019 Le Cendrous Minervois
ル サンドル ミネルヴォワ 750ml  
《赤》【フルヴォディ】生産者:レイモン ジュリアン
葡萄品種:シラー(90%)、グルナッシュ(10%)
平均樹齢:シラー(25年)、グルナッシュ(55年)

見た事もないような、大変手間のかかる伝統的な方法でワイン造りをしています。`03年がファースト リリースです。
グリーンハーベストを行い、リュット レゾネ以上の拘ったブドウ栽培をしています。100%手摘みで収穫しています。
自分の好きな味に仕上がるマセラシオン カルボニクを使用しています。圧搾には、1936年産の古典的なプレス機を使用しています。
熟成には、600Lの新樽、1年樽、2年樽をそれぞれ1/3ずつ使用しています。また、ブドウの枝を組み合わせたフィルターを使っています。
とてもタンニンが強いのですが、果実の甘さ、厚みが一番感じられます。熟成して、さらに良くなるワインです。墨絵を思わせる、落ち着いたラベルです。
※アシェットには契約先のCH.ミラスの名前で掲載されていますが、同じワインです。

               3,300円(本体価格3,000円)  

「ギイド アシェット 2009」にこれ以上はない最高評価で掲載!!