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ブリッコ カルリーナは、2014年にフラン チェスコ スカヴィーノとカミッラの若い 兄妹によってグリンツァーネ カヴール村 を見下ろす中世の城の麓に設立されました。
ワイナリー名は祖母が所有していた農 園の名前に由来しています。フランチェス コとカミッラは、トリノの学校で醸造学を 学び、ブルゴーニュやピエモンテの複数の
ワイナリーで働いていました。
ワイナリー設立のきっかけとなったのは、 2013 年に自家畑で葡萄栽培を行っていた 祖父が仕事を続けられなくなり、兄妹に畑 作業を託したことでした。
祖父の時代には ワイン造りは行っておらず、葡萄はすべて 農協に売っていましたが、
二人はより良い 畑にして、自分達で育てた葡萄からワイン を造りたいと考えました。
所有する葡萄畑は10ha、年間生産量は6万本です。周辺 の自然環境を尊重しながら栽培を行っており、化学的な農薬や肥料、殺虫剤は使用しません。
また葡萄の生育サイクルに影響を及ぼすものは使いません。
発酵には、自家 葡萄から造ったピエ ド キューブ(種酵母)をスターターとして使用しています。
「ワイナリーを始めてみて最も難しい点は?」という質問に対し、
「難しいことはたくさんありますが、最も難しいのは、バローロのように偉大なワインを造るために必要な投資、そして畑や土壌に対する深い知識が必要な点です。
畑 は非常に小さいですが、区画によって状況が大きく異なり、ワイン造りもそれに合わせて異なる対応が必要になります。
私たちにとって自分達の土 地を良く勉強し、深く理解し、どんなスタイルのワインにしたいのかを知ることが非常に大切です」と答えてくれました。

グリンツァーネ カヴール村の3つの単一畑
イタリア統一運動の三傑として知られ、後のイタリア王国初代首相を務めた人物、カミッロ ベンソ カヴール侯爵の居城があるのがグリンツァーネ カヴー
ル村です。
この居城は、イタリア史でも重要な場所として世界遺産に登録されて います。その居城の麓にある葡萄畑“カステッロ“の名前はこの城に由来しています。
バローロは、19 世紀までは甘口のワインとして知られていました。カミッ ロ ベンソ カヴールは、フランス人の醸造家ルイ ウダールを招へいし、バ
ローロのワインに技術革新を施しました。
その結果、現在に通じる新しいスタイ ルの、しっかりとしたタンニンのある辛口のバローロが完成しました。こうした 経緯からカステッロは、現在のバローロの起源的な畑と考えることができます。
グリンツァーネ カヴールは、かつて川底でした。そのため、バローロに典型的 な粘土質(サンタガタのマール)だけでなく、砂、堆積土が混ざり、他のバロー
ロの村とは異なるテロワールがあります。
グリンツァーネ カヴール村にある葡 萄畑のうち、公的な格付けである MGA として認定されているクリュは 8 つあ り、ブリッコ カルリーナはカステッロとラヴィオーレの区画を所有していま
す。
また、ブリッコ カルリーナで最も樹齢の古い、1950年に植樹した葡萄が 植えられている単一畑の区画も所有していますが、そちらの畑はMGAに認定されていないため、
「バローロ デル コムーネ ディ グリンツァーネ カヴー ル」としてリリースしています。
今回輸入した3種類はすべて単一畑のワインで す。いずれも、それぞれの単一畑が持つテロワールの個性を表現しています。
ピュアでエレガントなスタイル
Barolo del Comune di Grinzane Cavour に使用する畑がある場所 ブリッコ カルリーナでは、バローロのマセラシオンの際、サブマージド
キャップという果帽管理を行います。
通常、醸し発酵を行う赤ワインの 場合は、アルコール発酵とともに発生する二酸化炭素によって果皮や種が押し上げられ、液面に果帽と呼ばれる分厚い層を形成し、表面は液体に漬
けこまれない状態になってしまいます。
この状態では抽出効率が悪くなるため、通常はこの果帽を突き崩して沈め、液体に漬けこむための作業を行います。
一方、サブマージド キャップでは、オークの板やステンレス製の格子をタンクなどの発酵容器に入れて押さえつけることで、果帽が形成 されて浮上するのを防ぎます。
これにより果皮は完全にワインの中に沈んだ状態になるため、抽出効率が良くなります。
また、果帽を突き崩すパン チングダウンなどの手法は、その作業自体にしっかりとした抽出を促す効果がありますが、タンニンが必要以上に抽出されてしまうこともあります。
サブマージド キャップを行うことで、果皮の持つ素晴らしい要素を保ちながら、ワインをエレガントに保つことができます。

若手生産者でありながらすでに評価を確立
バローロはDOCGの規定上、最低38ヶ月の熟成を行う必要があります。
そのため、素晴らしいワインを造っても結果が現れるまでには3年以上がかかります。
ブリッコ カルリーナは2014年に設立した若いワイナリーかつ、若い兄妹が新 たに挑戦し始めたのにも関わらず、すでに素晴らしい評価を確立しつつありま
す。
「ジャンシス ロビンソン.com」では「バローロ カステッロ 2019VT」と「バ ローロ デル コムーネ ディ グリンツァーネ カヴール 2019VT」が17.5点、
「バローロ 2019VT」が17 点という高い評価を得ています。
また、「ジェーム ス サックリング.com」でも、「バローロ ラヴィオーレ 2021VT(IA-180)」が 95 点、
「バローロ カステッロ 2021VT(IA-179)」が 94 点、
「バローロ デル コムーネ ディ グリンツァーネ カヴール 2021VT(IA-178)」が 93 点を獲得 しており、
今まさに注目を集める次世代のバローロ生産者といえるでしょう。

IA−174 2024 Langhe Bianco Serafina
ランゲ ビアンコ セラフィーナ 750ml ![]()
《白》【辛口】
国/地域等:イタリア/ピエモンテ
等級:D.O.C.
葡萄品種:ファヴォリータ100%
熟成:セメントタンクで澱と共に約4ヶ月
ファヴォリータ(ヴェルメンティーノ)100%で造る白ワインです。
「セラフィーナ」は兄妹の祖母の古い友人の名前で ファヴォリータの畑を売ってくれた人です。
残念ながら彼女はこのワインのファーストヴィンテージを見ることなく亡 くなってしまったため、このワインを彼女に捧げたいと考えて名付けたそうです。
輝きのある麦わら色、白い花の繊細な アロマにフレッシュなレモン、微かに洋梨やライムのニュアンスが感じられます。
口当たりは繊細でエレガントですが、 長い余韻が感じられます。グリンツァーネ カヴール村の単一畑の葡萄を使用しています。
2014年に植樹しました。土 壌は粘土と石灰岩の混ざる組成で、仕立てはギヨーです。
収穫は9月中旬から下旬にかけて手摘みで行います。アルコー ル発酵前に4時間、低温でスキンコンタクトを行い、アロマを引き出します。
アルコール発酵は温度管理したステンレ スタンクで約 20 日間行います。マロラクティック発酵はしません。
熟成は綺麗な澱と共にセメントタンクで 4 ヶ月行 い、その間、定期的にバトナージュを行い、澱を攪拌します。
3,850円(本体価格3,500円)

IA−175 2023 Barbera d´Asti Fontanavi
バルベーラ ダスティ フォンタバヴィ 750ml ![]()
《赤》【ミディアムボディ】
国/地域等:イタリア/ピエモンテ
等級:D.O.C.G.
葡萄品種:バルベーラ100%
熟成:セメントタンクで8ヶ月、瓶で8ヶ月
コスティリオーレ ダスティ村の"フォンタナヴィ"と呼ばれる単一畑のバルベーラから造られています。
フォンタナヴィ の畑の近くに気球の発着場があり、収穫の間はいつも気球を見ながら仕事をしているのでこのモチーフが選ばれていま す。
紫を帯びた濃い赤、フレッシュでフルーティなアロマには、最初に赤い果実が広がり、その後からペッパーや白檀な ど複雑なアロマが加わります。
非常にバランスが良い口当たり、バルベーラらしいしっかりとした酸が全体を支えてい ます。
畑は標高280〜350mの斜面に位置し、砂を多く含む粘土石灰岩質土壌、仕立てはコルドーネ スペロナートです。 収穫は9月初旬から中旬、手摘みで行います。
発酵前に低温マセラシオンを行い色とアロマを抽出します。アルコール 発酵は温度管理したステンレスタンクで約3週間行います。
アルコール発酵後、葡萄の個性に合わせて約8〜10日間醸 しを行います。
熟成はセメントタンクで8ヶ月行った後、ステンレスタンクに移してボトリングを待ちます。
最低8ヶ 月の瓶熟を経てからリリースします。
3,850円(本体価格3,500円)

IA−176 2021 Barbera d´Asti Superiore Bionzo
バルベーラ ダスティ スペリオーレ ビオンゾ 750ml ![]()
《赤》【フルボディ】
国/地域等:イタリア/ピエモンテ
等級:D.O.C.G.
葡萄品種:バルベーラ100%
熟成:大樽で12ヶ月、瓶で10ヶ月
コスティリオーレ ダスティ村の"ビオンゾ"と呼ばれる単一畑の葡萄を使用しています。
紫を帯びた濃いルビーレッド、 ブルーベリーやプラム、チェリーの熟した赤や黒の果実の豊かなアロマに赤のフルーツのジャムの要素が混ざります。
最後にタバコやスパイスのニュアンスが広がります。口に含むとフルボディでしっかりとした骨格があり、豊かな酸が フルーティでスパイシーなフレイバーと調和しています。
畑は標高280〜350mの斜面に位置し、砂を多く含む粘土石灰 岩質土壌、葡萄の平均樹齢は25年、仕立てはコルドーネ スペロナートです。
収穫は9月初旬から中旬、手摘みで行い ます。発酵前に低温マセラシオンを行い色とアロマを抽出します。
アルコール発酵は温度管理したステンレスタンクで 約3週間行います。
アルコール発酵後、葡萄の個性に合わせて約18〜20 日間醸しを行います。
熟成はスラヴォニア産 オークの大樽で12ヶ月行います。
その後、セメントタンクで寝かせます。最低10ヶ月瓶熟させてからリリースします。
5,280円(本体価格4,800円)

IA−177 Langhe Nebbiolo Volubile
ランゲ ネッビオーロ ヴォルビーレ 750ml ![]()
《赤》【フルボディ】
国/地域等:イタリア/ピエモンテ
等級:D.O.C.
葡萄品種:ネッビオーロ100%
熟成:全体の75%を大樽、残りをステンレスタンクで3ヶ月
ワイン名の「ヴォルビーレ(Volubile)」はイタリア語で"気まぐれな、移り気の"という意味です。
なかなか思い通りにな らないネッビオーロという品種を指しています。
ネッビオーロは特に完璧な状態でセラーに届けなければなりません。 そうでなければ素晴らしい結果を得ることが出来ないからです。
凧揚げする男性のイラストは"操るのが難しい"ことを表 現しています。
畑はグリンツァーネ カヴール村にあり、標高240〜300mの間に広がる複数の畑の葡萄を使用しています。
場所により畑の向きや土壌の組成は異なりますが、主に粘土石灰質です。一部の畑は、かつて川底だったため砂を多 く含む土壌です。
葡萄の樹齢も6年から60年と様々です。仕立てはすべてギヨーです。収穫は9月末から10月初旬に かけて手摘みで行います。
発酵前に低温マセラシオンを行い色とアロマを抽出します。アルコール発酵は温度管理した ステンレスタンクで約2週間行います。
アルコール発酵後、葡萄の個性に合わせて約18〜20日間醸しを行います。
全体 の75%をスラヴォニア産の大樽、残りの25%は18度に温度管理したステンレスタンクで3ヶ月熟成させます。
その後、 ステンレスタンクに入れてブレンドします。ボトリング後、最低8ヶ月瓶熟させてからリリースします。
4,730円(本体価格4,300円)

IA−178 2021 Barolo del Comune di Grinzane Cavour
バローロ デル コムーネ ディ グリンツアーネ カヴール 750ml ![]()
《赤》【フルボディ】
国/地域等:イタリア/ピエモンテ
等級:D.O.C.G.
葡萄品種:ネッビオーロ100%
熟成:大樽で30ヶ月、瓶で12ヶ月
グリンツァーネ カヴール村の単一畑で、2つの区画で構成されています。
ひとつは1950年に祖父が植樹した区画で、 所有する中で最も古い葡萄です。
もうひとつはフランチェスコとカミッラが2016年に植樹しました。
この畑のバローロ は骨格がしっかりとしています。
樹齢の若い葡萄はタニックでパワフルかつアグレッシブ、樹齢が古い葡萄はより優し く、スムーズで丸みがあります。
熟した赤の果実、ブルーベリーやブラックベリーの豊かなアロマ、さらになめし皮の要素が感じられます。
口当たりはリッチでパワフルでありながら洗練されています。いつまでも続く長い余韻があります。
標高280m、南西向き、土壌は粘土80%、砂20%、仕立てはギヨーです。収穫は10月に手摘みで行います。
発酵前に 低温マセラシオンを行い色とアロマを抽出します。発酵は約 3週間、温度管理したステンレスタンクで行います。
発酵 後の醸しは、サブマージド キャップ方式です。スラヴォニア産の大樽で30ヶ月、ボトリング後12ヶ月熟成させます。
★「ジェームス サックリング.com」93点
13,200円(本体価格12,000円)

IA−719 2021 Barolo Castello
バローロ カステッロ 750ml ![]()
《赤》【フルボディ】
国/地域等:イタリア/ピエモンテ
等級:D.O.C.G.
葡萄品種:ネッビオーロ100%
熟成:大樽で24ヶ月、瓶で12ヶ月
グリンツァーネ カヴール村のクリュ「カステッロ」は歴史的な畑です。
この村にはイタリア王国初代首相を務めたカ ミッロ ベンソ カヴール侯爵の居城があり、その麓の葡萄畑がカステッロです。
このクリュは、最初は繊細ですが、次 第にリコリスの香りが出て、最後はスパイシーでタンニンを感じる余韻があります。
最初に複雑な花を思わせるアロマ が広がり、熟した果実、バラ、様々なスパイスの要素が混ざります。
口当たりはフレッシュかつ優美、シルクのようにし なやかで力強いテクスチャが生き生きと感じられます。
土壌はバローロの典型的な。粘土と石灰岩を含む組成(サンタガ タ フォッシーリのマール)で南向き、標高250〜300mに位置しており、タンニンと力強さを与えてくれます。
1978年 植樹(平均樹齢約40年)、仕立てはギヨーです。収穫は10月に手摘みで行います。
発酵前に低温マセラシオンを行い色 とアロマを抽出します。
アルコール発酵は温度管理したステンレスタンクで約 3週間行います。発酵後の醸しは、サブ マージド キャップ方式です。
スラヴォニア産の大樽で24ヶ月熟成、ボトリング後12ヶ月熟成させます。
★「ジェームス サックリング.com」94点
13,200円(本体価格12,000円)

IA−180 2021 Barolo Raviole
バローロ ラヴィオーレ 750ml ![]()
《赤》【フルボディ】
国/地域等:イタリア/ピエモンテ
等級:D.O.C.G.
葡萄品種:ネッビオーロ100%
熟成:大樽で24ヶ月、瓶で12ヶ月
グリンツァーネ カヴール村にあるクリュ「ラヴィオーレ」です。土壌に砂が多いため、他の畑よりもバルサムやハーブ のノートが強く出ます。
ボディは非常にエレガントで個性があります。深みのある魅力的な赤い果実のアロマに加え、タ バコやホワイトペッパー、野生のミントのニュアンスが感じられます。
集約があり引き締まった力強い口当たり、素朴で 深みのあるタンニンがあります。
標高 350m、砂の比率が高い粘土石灰岩質土壌で、50%砂、50%粘土で西向きです。
1980 年に植樹されたもので、仕立てはギヨーです。収穫は10月に手摘みで行います。発酵前に低温マセラシオンを行 い色とアロマを抽出します。
アルコール発酵は温度管理したステンレスタンクで 3週間行います。発酵後の醸しは、サ ブマージド キャップ方式です。
スラヴォニア産の大樽で24ヶ月、ボトリング後12ヶ月熟成させます。
★「ジェームス サックリング.com」95点
13,200円(本体価格12,000円)
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