ワインショップ飛附屋トップ>フランスワイン・南西地方>シャトー・デ・ゼサール・ソーシニャック
1984年にパスカル キュイセ(`64年生まれ)とローラン キュイセ(`62年生まれ)の兄弟が両親とワイン造りを始めました。現在、46ヘクタールの葡萄園を所有、赤用が19ヘクタール、白用が27ヘクタールです。土壌は石灰岩と粘土質で、収穫量を抑えています。肥料は100%オーガニックなものを使用しています。
『私はワイン造りでは絶対に金持ちにはならないし、なれない。なぜなら、こんなハイコストパフォーマンスのワインをこの地域で他に誰が造っているだろうか?それが私の絶対的自身である。それが出来るのは、私がワインの仕事自体がとても好きだからであり、また職人にはなれるがビジネスマンにはなれないからだ。21世紀はもうテクノロジーの時代ではない!そもそも私のワインはテクノロジーに頼らない!そのために葡萄造りにひたすら専念する。つまり化学肥料を一切使わないで畑の土に出来る限り手をかける。それが私の意味する自然を尊重することに他ならない。私は、ワイン造りは90%が自然の力によるものだと信じている。そして残りの10%は理解できない未知の部分を持つ。私にはその10%の未知の世界がおもしろくて仕方がない。私のワインはどこのコピーでもない。私のワインなのである。それはまるで料理造りと同じである(注:彼はかつて料理人でした)。よい材料が肝心で、さらに個々の料理人の味わいがでる。テクノロジーに頼ると品質が画一化してしまう。私は最高の畑を持っているし、自然だけを相手に働くので、各品種が個々の個性を持ったよいフルーツを作ってくれる。』
「デカンター2007.5」の南西地方の特集記事「フロンティア スピリット」に、写真入りで掲載されました。
(2008年3月)
ボルドーの中心から僅か100km、畑の2km先はボルドーエリア
ベルジュラックとボルドーは目と鼻の先です。
ベルジュラックは、ボルドー中心から100kmほど東へ行った場所にあります。
アペラシオンの面積としては、ボルドーの10分の1ほどです。
シャトー デ ゼサールが所有するソーシニャックの畑からは、ボルドーと2kmしか離れていません。
ですが、「この2kmが明暗を分けました。どんなにありきたりの品質でも、ボルドーワインにはボルドーとしての市場がありますが、
ベルジュラックは良い品質であっても、ベルジュラックとしての市場はありません。ですから、ネームバリューで売るのではなく、
高品質でリーズナブルな価格のワインと言うことに重点を置くことにしました。
また、ベルジュラックの近隣の人とも全く違う、独自のスタイルのものを目指しました。
そのため、隣人たちから、時には『(ニューワールドの人、よそ者であるという意味から)オーストラリア人』とも言われました。」
オープンマインド、偏見を持たない
パスカルは今から20年以上前、ニュージーランドのソーヴィニヨン ブランを飲んで、そのパワフルさ、可能性の大きさに感銘を受けました。
しかし、それをコピーしたいとは考えませんでした。
幅広いアロマの多様性を持つソーヴィニヨン ブランはパスカルにとって素晴らしい葡萄で、ハーブのアロマから白い花のアロマまで、その中間にはエキゾティックな
パイナップルやライチのトロピカルなフレイバーまで様々なアロマがあります。
そして、パスカルはこのトロピカルなフレイバーを求めています。
畑で葡萄を食べて収穫を決める
たとえば、ソーヴィニヨンの収穫時期は、分析値状では、決められた糖や酸の数値で収穫出来る時期は3日間くらいです。
そのため、世界のソーヴィニヨン ブランの味わいが、類似しているのは、皆この分析値を見て収穫しているためです。
目指すワインを造るためには、分析ではなく、種や皮が重要と考えます。
その時、その時に葡萄を味わって確かめます。
自ら畑に出向き、葡萄を味わうことにより、全てを把握することが出来ます。
分析に頼るとアルコールだけあっても美味しさはありません。
2003年が良い例です。
人々は糖度が高まったと誤解して収穫したが、種まで熟していませんでした。
だから多くの2003年ワインは軽く、長期熟成にも繋がらなかったのです。
大事なのは、味を見ること、そして種と皮まで熟していることです。
葡萄を食べることによって、正しい分析が出来るのです。
2016年ヴィンテージについて
非常によい年でした。9/16に収穫を開始しました。
1月から6月まで雨の非常に多い年だったので心配しておりましたが、
7月から9月まで全く雨が降らずとても乾燥しており、葡萄は固くなってしまいました。
そんなとき、9/10に大きな嵐が来ました。一晩で25mmもの大雨が降ったのですが、
この雨のおかげで葡萄は生き返りました。
葡萄が乾燥により固まっていたので腐敗などの影響はなく、むしろ葡萄がリフレッシュ出来る
適正の水分量を供給出来、素晴らしい葡萄を収穫出来ました。
(2018年9月)
《3回に分けて収穫。天然酵母を使い、フランス産オーク樽で発酵・熟成。》
FB−239 2016 Château des Eyssards Cuvée Flavie
シャトー デ ゼサール キュヴェ フラヴィ 500ml
《白》【甘口】A.O.C:ソーシニャック
葡萄品種:セミヨン(80%)、シュナン・ブラン(20%)
ソーシニャックは、モンバジャック等と共に甘口ワインの産地として知られています。出来るだけ長い間、樹につけたまま熟成させます。
収穫は手摘みで、何回かに分けて行います。フランス産オークのバリックで発酵、約15ヶ月間熟成させています。
白桃、パイナップルの風味があり、酸がワインをエレガントにしています。
「畑で出来るワイン。新しいスタイルのワイン」だと、キュセイは言います。
冷やしてデザートワインとして、あるいは食前酒として、またブルーチーズやフォアグラによく合います。
3,300円(本体価格3,000円)
FC−286 2023 Mano A Mano Sauvignon Blanc
マノ ア マノ ソーヴィニヨン ブラン 750ml
《白》【辛口】A.O.C:ベルジュラック
葡萄品種:ソーヴィニヨン ブラン
発酵:ステンレスタンク
マノ ア マノは、「手と手」という意味です。ソーヴィニヨン ブランはキュイセ家にとって大切な葡萄 なので、家族が家族へと手渡していくという意味で名付け、ラベルに描きました。
「私の葡萄の味、私の思 う果実の味がこのワインの味、飲んでいただければわかる」とパスカルは話していました。
畑は石を多く含 む白亜質土壌で、ミネラル感の強い葡萄が出来ます。
毎年、同じ区画の葡萄を使います。以前は樹齢が若く、 スタンダードにブレンドしていましたが、単一でワインを造るのに十分な品質となり、生産を始めました。
発酵、熟成ともにステンレスタンクで行います。
パイナップルやパッションフルーツを思わせるトロピカル フルーツの甘い果実味、酸は穏やかで、ミネラルの要素が感じられます。
2,310円(本体価格2,100円)
メッtォとは音楽用語で「少し」とか「やや」と言う意味。音楽好きなパスカルならではの命名です。
過去の旨安大賞受賞は今も旨安大賞ワインだった リアルワインガイド63号
FB−276 2021 Mezzo Bergerac Rouge
メッツォ ベルジュラック ルージュ 750ml
《赤》【フルボディ】等級:A.O.C.べルジュラック
葡萄品種: メルロ(80%)、カベルネ フラン20%
熟成:樽(2 年樽40%、3 年樽60%)
Mezzo (メッツォ)とは、音楽用語で「やや」とか「少し」という意味で、音楽好きのパスカルならではの命名です。
前回ご紹介した‘02年の成功をふまえ、再度造ることになりました。
ベルジュラック ルージュ(FA−236)と同じ行程で造られています。
違いは熟成方法です。50%に3年樽、50%にステンレスタンクを使用しています。
収穫は夜間に機械を使用して行います。
発酵前に、4〜5日間スキンコンタクトを行います。
28度に保ちながらステンレスタンクで発酵を行います。
1,980円(本体価格1,800円)
『このワイン、ボルドー系品種でメチャクチャに濃いです。もうインパクトが強くてビックリしました。
イタリアでイメージするなら、サグランティーノ。』テイスティングコメントより抜粋
FD−381 2024 Château des Eyssards rose
シャトー デ ゼサール ロゼ 750ml
《ロゼ》【辛口】A.O.C:ベルジュラック セック
葡萄品種:メルロ、カベルネ ソーヴィニヨン
熟成:ステンレスタンク
土壌は粘土石灰質、栽植密度は5000〜6000本/ha。
夜間に機械で収穫した後、葡萄は24時間、果皮浸漬を行い、色とアロマを抽出します。
この工程は美しいロゼカラー、そして赤い果実のアロマを引き出すために大変重要です。
その後、圧搾し、ステンレスタンクでアルコール発酵を行い、熟成もフレッシュさを保つため、ステンレスタンクで行います。
輝きのある淡いロゼカラー、レッドカラントやチェリーを思わせる豊かな果実味があり、非常に爽やかな口当たりが魅力です。
1,760円(本体価格1,600円)
FD−180 2024 ILLICO PREST Sauvignon Blanc
イリコ プレスト ソーヴィニヨン ブラン 750ml
《白》【辛口】
<スクリューキャップ>
<Alc. 13.5%>
国/地域等:フランス/南西地方/I.G.P.ペリゴール
生産者:シャトー デ ゼサール
葡萄品種:ソーヴィニヨン ブラン100%
熟成:ステンレスタンク
「スタンダードのベルジュラック ブランよりも酸が高く、フレッシュさ が感じられるスタイルです。
樹齢の若いソーヴィニヨン ブランを使用 していて最も早く収穫します。
収穫からリリースまでがとても早いワイ ンなので、チャレンジングなワインといえます。
ワインを飲み始めたばか りの若い人にアピールできるような、ソフトでフルーティなスタイルの ワインとして造りました」とフラヴィは話します。
ワイン名の「イリコ プレスト」は、「即座に、すぐに」という意味です。
樹齢は15年です。 レモンやグレープフルーツなどの非常にフレッシュな柑橘系のアロマを 引き出しています。
フレッシュさと酸を保つため、シュール リは行っていません。
心地よい酸があり、フレッシュ でキリっと爽やかなソーヴィニヨンで、美しい酸とミネラルが感じられます。
収穫した葡萄はすぐにプレスし、ステ ンレスタンクを使い16度の低温で発酵を行います。
2,200円(本体価格2,000円)
FAー238 2023 Château des Eyssards Blanc
シャトー デ ゼサール ブラン 750ml
《白》【辛口】A.O.C:ベルジュラック セック
葡萄品種:ソーヴィニヨン ブラン(80%)、セミヨン(20%)
発酵:ステンレスタンク
ステンレスタンクを使い、低温で発酵しています。
やや薄い黄色、はっきりとしたフルーティで甘い香り、熟したリンゴやバナナのようなフレッシュで果実味に溢れ、
しかもほどよいボディとまるみがあるので、飲み応えも感じられます。
1,760円(本体価格1,600円)
FB−275 2016 L`Adagio des Eyssards Blanc
アダージョ デ ゼサール ブラン 750ml
《白》【辛口】等級:ヴァン ド ペイ デュ ペリゴール
葡萄品種:シャルドネ
パスカルがこのワインを「俺のシャブリ!」と言っていた驚きのシャルドネです。
2000年から造り始めています。収穫された葡萄は12時間スキンコンタクトをします。そ
の後プレスしてすぐに1 年樽へ入れます。発酵も熟成も樽で行い、約10 ヶ月間熟成させています。5
年から10 年は熟成させることが出来るポテンシャルの高さを感じさせるワイン。
アルコール度数は14%ありますが、重さを感じさせない上質な造りです。
生産量は年間わずか3,000 本しかない稀少アイテムです。
2,530円(本体価格2,300円)
FA−236 2020 Château des Eyssards Rouge
シャトー デ ゼサール ルージュ 750ml
《赤》【ミディアムボディ】生産者:パスカル キュセイ家
葡萄品種:メルロ(70%)、カベルネ・フラン(30%)
温度管理の下、発酵が行われています。
若さを感じさせる中位の赤色、フルーティでカシスや黒い果実を思わせる風味、
タンニンは滑らかで、魅力的な凝縮した味わいがあり、心地よい広がりを感じます。
後味もとても良いワインです。同価格帯のボルドーワインでライバルを捜すことは容易ではないでしょう。
1,760円(本体価格1,600円)
<バリックで発酵と熟成。軽やかでバランスがとれ、樽の効き方がとてもエレガント>
FB−237 2022 Château des Eyssards Blanc Cuvée Prestige
シャトー デ ゼサール ブラン キュヴェ プレスティージュ 750ml
《白》【辛口】等級:A.O.C.べルジュラック セック
葡萄品種:ソーヴィニヨン ブラン(40%)、セミヨン(30%)、ミュスカデル(30%)
醗酵・熟成:アメリカ産オークのバリック、6〜12 ヶ月間
バリックで醗酵と熟成(10 ヶ月間)行ないます。
バリックは、フレンチオークではなく、新樽、1 年樽、2 年樽が各1/3 ずつ使用しています。
洋梨のような完熟したフルーツにスモーク、ナッツ、蜂蜜の風味があります。
濃く、豊かな個性があり、滑らかで焦がしたオークの風味の後口が感じられます。
特別な白ワインと言えます。
2,750円(本体価格2,500円)
コンクール ドジェネラル アグリコール パリ 2016金賞
FA−239 2019 Château des Eyssards Rouge Cuvée Prestige
シャトー デ ゼサール ルージュ キュヴェ プレスティージュ 750ml
《赤》【フルボディ】生産者:パスカル キュセイ家
葡萄品種:メルロ(75%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(15%)、カベルネ・フラン(10%)
ステンレスタンクを使い低温で発酵させた後、フランス産オークのバリックで12ヶ月間熟成させています。深いルビー色、リッチでありながら、エレガントな風味が感じられます。
樽の風味と果実味のバランスが取れています。
2,640円(本体価格2,400円)
〜テイスティングコメント(インポーター情報)〜2008/2/5試飲(2004ヴィンテージ参照)
■色合い・・・中心は黒に近い深遠な紫色。熟成の色合いはほぼ感じられない。
■香り・・・・・ベリー系の果実が樽のミルキーな香りと調和し、甘く柔らかな香り。しかし粘土質由来の明らかな密度の高さを感じる重くしめった腐葉土やレザー、絵の具のニュアンスも。
■味わい・・・グレイト!!押し寄せる果実味と、豊富かつ堅牢なタンニン。明らかに恵まれた立地のサンテミリオンに匹敵しうるポテンシャル。
この価格でありながら飲むものの腰を引けさせる骨格。当然ながらまだ熟成に耐えうる、むしろ必要とする硬さがある。
■マリアージュ・・・ワインの質感と同調する噛み応えのあるフィレステーキ。香りからは椎茸の肉詰め。
リアルワインガイド62号
今、このワインをおすすめ!特集に掲載されました!
『旨安特集だったら、完全に旨安大賞だ』
口に含むと外見は濃い→けど飲むとスルスルタイプの典型ワイン。
以前はこういう濃い系のワインは、タンニンがっつりで新樽プンプンだったけど、今は違う。
タンニンはしっかりしているけどそうじゃないし、果実と酸と大地がストレートに伝わってきて美味しい。
旨安特集だったら、完全に旨安大賞だ
〜テイスティングコメントより抜粋〜
力強く濃厚なスタイルを表現
カベルネ フラン100%
FC−203 2018 Les Franc
レ フラン750ml
《赤》【フルボディ】
葡萄品種:カベルネ フラン
樹齢は
30 年の区画と 25 年の区画があります。畑の向きは東西に向いており、ワイナリーがある丘の上にあります。
標高は 100 mです。収穫は 10 月 15 日と 16 日に行いました。
複雑でボリュームがあり、フレッシュな果実味が楽しめます。
2,090円(本体価格1,900円)
「私にとってカベルネ フランは大好きな品種のひとつです。
近年、温暖化の影響で熟した葡萄が収穫できるようになり、柔らかい果実味が出て、青っぽいニュアンスが抑えられるようになりました。
フレッシュでミントのテイストがあるのが特に好みで、それをイメージして造っています。
ラベルにデザインされているのはフランスでゴロワ(gaulois)と呼ばれる雄鶏です。
フランス人の祖先もゴロワ(ガリア人)であることから、雄鶏がフランスのシンボルになったと言われています。」
―― オーナー・醸造家 パスカル キュイセ
<セレクト!セレクト!!セレクト!!!パスカルが一番好きなワインだとか>
FB−238 2017 L`Adagio des Eyssards Rouge
アダージョ デ ゼサール ルージュ 750ml
《赤》【フルボディ】等級:A.O.C.べルジュラック
葡萄品種:メルロ(80%)、カベルネ ソーヴィニヨン(10%)、カベルネ フラン(10%)
熟成:フランス産オークのバリック(新樽50%)、14 ヶ月間
1 ヶ月間に200 樽も試し、その中から選りすぐり造られたスペシャル キュヴェ。良い年にしか造られず、‘04、’06 年はキュヴェ プレスティージュにブレンドしています。
14 ヶ月間フランス産オークのバリック(新樽50%)で熟成しています。ブラックベリー、スパイスの香り。力強いタンニンがあります。
圧倒的な迫力を持っています。パスカルは、5 年間熟成させることを薦めています。
アダージョは、音楽用語で、「ゆるやかに」という意味です。
毎年、兄と葡萄を食べながら造り方を相談します。パスカルの最も好きなワインです。
2,860円(本体価格2,600円)
FD−337 2020 Château des Eyssards Cuvée Semental
シャトー デ ゼサール キュヴェ セメンタル 750ml
赤》【フルボディ】等級:A.O.C.べルジュラック
葡萄品種:カベルネ ソーヴィニヨン100%
熟成:フランス産バリック(50%新樽)12ヶ月間
セメンタルとはスペイン語で闘牛用の種牛を意味し、男性的でパワフルであることを表
現しています。チェリーやプルーン、こけもも等の赤や黒い果実の香り、フレッシュで、
パワーとボリュームを兼ね備え、素晴らしいタンニンがあります。フレンチバリック
(50%新樽)で 12 ヶ月熟成します。
4,950円(本体価格4,500円)
丘の上の限定区画で栽培するカベルネ ソーヴィニヨンが、特別よく熟した年のみ生産される限定ワイン。
2019VTはアルコール度数【15.0%】に達し、おなじみのパワフルな味わいは健在となっています。
ファーストリリースの2010年以降にリリースされたのは2015年、2016年、2018年と、今回の2019年のみ。
2011〜2014年の間は、途中までキュヴェ セメンタルとして仕込んでいた年もあったものの、
最終の試飲で品質に納得できず、スタンダードキュヴェにブレンドした、という拘りようです。
生産量は僅か6,000本のみ。
丁寧に完熟を待ったカベルネ・ソーヴィニヨンだからこその青臭さのないたっぷりとした果実感は圧巻です。
熟度が進んでいるため実が落ちやすい状態で、すべて手摘みでの収穫が必須となります。
カベルネらしいしなやかなタンニンはありますが、ゼサール自身もあまり熟成は待たずパワフルな味わいを楽しむことが多いそうです。
もちろん10年以上の熟成にも耐えるポテンシャルもあり、ファーストリリースの2010VTを最近試したゼサールが「とてもいい状態だった」と語っています。