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【Laurent Pataille:ドメーヌ ローラン パタイユ】





ドメーヌ・ローラン・パタイユは、今やマルサネを代表する著名生産者であるシルヴァン・パタイユの弟、ローラン・パタイユが運営するドメーヌです。
ローランは現在、約1haの畑を所有し、自らの名前でワインをリリースしていますが、同時に兄シルヴァンのドメーヌでも働いています。
初リリースは2010年ヴィンテージ。2011年ヴィンテージより日本に輸出を開始し、現在彼の造るワインのほとんどが日本に輸出されています。
そのためフランス国内でも殆ど手に入らないため、シルヴァン・パタイユのワインより現地では希少な存在となっています。


パタイユ兄弟の父はバスのドライバーでしたが、仕事の空いている時間に友人のジャン・フルニエの畑の手伝いをしており、
0.5
エーカー(約0.2ha)のわずかな畑を購入したことがきっかけで、幼かった兄弟も学校が終わると父の畑やジャン・フルニエの畑で手伝いをするようになり、ワイン造りに親しんでいきます。
夏休みには、毎年2週間ボルドーのメドックにある大叔父のドメーヌを訪れ、さらにワイン造りの経験を積んでいきました。
ローランはその後、ボーヌの農業学校を卒業し、ブルゴーニュ大学に入学。在学中にインターンシップをサンテミリオンのシャトー・カロンやアルザスのルネ・ミュレで行い、
エノログ国家資格を取得します。さらにボルドーでビジネス管理修士の勉学に励み、2003年よりプイィ・フュメのシャトー・ドゥ・トラシーで5年間責任者を務めます。


ローランが兄シルヴァンの元で働くきっかけとなったのは、2007年に父親が病気になったこと。
さらにその翌年、シルヴァンが大口の顧客を失うという不幸が重なり、ローランはブルゴーニュへ戻ることを考え始めます。
ローランの友人達は兄弟や家族で一緒に働くことは、色々とトラブルが生じることも多く難しいと引き止めましたが、シルヴァンとの度重なる話し合いの末、シルヴァンの右腕として働くことを決心します。
彼がシルヴァンと一緒に働き始めてから2年後の2010年に、小規模な区画の畑を借り、自らのワイン造りをスタート。
フィサンの12アール(1アール=0.01ha10m×10m)のピノ・ノワールとマルサネの3アールのアリゴテという極めて小規模な畑で造られたファースト・ヴィンテージは、
霜による被害もあり結局150本のみしか造れませんでしたが、ローラン・パタイユとしてのワイン造りが始まりました。


2011年にシルヴァンのドメーヌにインターンで来ていた日本人のともこさんとローランは結婚します。
そして、ともこさんの知人である翻訳家女性とのご縁で、ローランのワインをご紹介いただき、彼の生産するワインのほぼすべてを日本に輸入することとなります。


年間生産700本程度ということもあり、彼は他の市場にワインを販売しませんでした
ローランは殆ど誰にもワインを造っていることを話さなかったため、2017年まで、ローランが自らのワインを造っていることは、ブルゴーニュで知られていませんでした
2010年から現在に至るまで、マルサネのエ・シェゾやラ・シャンパーニュ・オートのアリゴテの区画を借り、さらに父親が借りていた畑を譲りうけるなどして畑を拡張し、徐々に生産量を増やしています。
2019
年には、30アールのロンジュロワの畑を購入し、本年2022年に初リリース
となります


彼の生み出すワインには、ナチュラル感と共に幾層にも重なる奥行きのある旨みがあり、さらに膨大なエネルギーを感じさせてくれます。
すでにマルサネのスーパースターとなっている、兄シルヴァンのワイン以上に希少なブルゴーニュワインをぜひお楽しみ下さい。


    
ブルゴーニュ大学でエノログ国家資格を取得後プイィ フュメのシャトー ド トラシーの責任者として5年間働いた後ブルゴーニュに帰って、兄シルヴァンのドメーヌを手伝いながら近年畑を取得。
ファースト ヴィンテージは2010年とごく最近ながら、地元を中心に即完売。兄シルヴァンのドメーヌでの経験を活かしピュアなワインを造る。
畑を購入したばかりの為、以前の所有者の影響が畑にまだ残るが、現在ビオに転換中。
通常フィサンは粘土質が多くマルサネに比べて重くなりがちだが、この畑は小石が多く果実味がきれいなワインになる。
ドメーヌ シルヴァン パタイユでの仕事は今後も継続予定で、収穫などはシルヴァン パタイユと同じチームが行う。


2020 Bourgogne Aligote
ブルゴーニュ アリゴテ 750ml  
《白》【辛口】
葡萄品種:アリゴテ100%
Bio認証:有機栽培
植密度&収穫量:10,000本/ha
土壌:泥灰質
発酵:ステンレスタンク
平均樹齢:52年
熟成:ステンレスタンクで12ヶ月間熟成

マルサネの斜面の下の部分のアリゴテ。
良く熟しており厚みも感じる。マロラクテック発酵を行う。
アリゴtrながら酸は控えめ、花梨や洋なしのニュアンス、ミネラルが感じられる味わい。

                   6,050円(本体価格5,500円)
Fごめんなさい、ただいま品切れ中【2023年4月25日】です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。



2020 Marsannay Blanc Es Chezots Vingt Mille
マルサネ ブラン エ シェゾ ヴァン ミル 750ml  
《白》【辛口】
葡萄品種:シャルドネ100%
Bio認証:有機栽培
植密度&収穫量:20,000本/ha
土壌:粘土質土壌
発酵:樽発酵
熟成:228Lの樽にて熟成

ヴァン ミルは1haあたり2万本の密植により、若木ながら凝縮したワインが出来る。
醸造において亜硫酸を使用せず、瓶詰めのタイミングで少量入れるのみ。
ピュアで厚みのある味わい、洋なしや花梨の香りに僅かにトーストのニュアンス、
熟成ポテンシャルを感じる。

                  16,500円(本体価格15,000円)


ごめんなさい、只今品切れ中(2023年5月6日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。

ブルゴーニュ大学でエノログ国家資格を取得後プイィ フュメのシャトー ド トラシーの責任者として5年間働いた後ブルゴーニュに帰って、兄シルヴァンのドメーヌを手伝いながら近年畑を取得。
ファースト ヴィンテージは2010年とごく最近ながら、地元を中心に即完売。兄シルヴァンのドメーヌでの経験を活かしピュアなワインを造る。
畑を購入したばかりの為、以前の所有者の影響が畑にまだ残るが、現在ビオに転換中。
通常フィサンは粘土質が多くマルサネに比べて重くなりがちだが、この畑は小石が多く果実味がきれいなワインになる。
ドメーヌ シルヴァン パタイユでの仕事は今後も継続予定で、収穫などはシルヴァン パタイユと同じチームが行う。


2020 Marsannay Es Chezots
マルサネ エ シェゾ 750ml  
《赤》【ミディアムボディ】
葡萄品種:ピノ ノワール100%
Bio認証:有機栽培
植密度&収穫量:10,000本/ha
土壌:粘土質土壌
発酵:ステンレスタンク
樹齢:12年
熟成:樽にて12ヶ月熟成(20%新樽)瓶詰め前にキューブで4ヶ月熟成。

現在1級に申請中。シャンボール ミュジニーを思わせる繊細さ。粘土質だが牡蠣の化石も多くみられる。
100%エグラッペ。エシュゾーはマルサネ南部の畑。2012年より現在の名前に変更された。
ラズべリーやプラム、リコリスの風味。柔らかい果実味。

                 14,300円(本体価格13,000円)





2020 Marsannay Les Longeroies
マルサネ レ ロンジュロワ 750ml  
《赤》【ミディアムボディ】
葡萄品種:ピノ ノワール100%
Bio認証:有機栽培
植密度&収穫量:10,000本/ha
土壌:粘土石灰質
発酵:ステンレスタンク
樹齢:38年
熟成:樽にて15ヶ月熟成

31.18アールの小さな畑。醸造には酸化防止剤は使用されず、2019年ヴィンテージは40%除梗。
その時の状態によってピジャージュ、ルモンタージュをしながら15日間マセラシオンを行う。
はっきりとした色合い、赤いフルーツにスパイスのニュアンスが含まれる香り。
特徴的だが柔らかいタンニンを伴うゆったりとした味わいで、余韻が長く心地良く残る。

                15,400円(本体価格14,000円)





2020 Fixin
フィサン 750ml  
《赤》【ミディアムボディ】
葡萄品種:ピノ ノワール100%
Bio認証:有機栽培
植密度&収穫量:10,000本/ha
土壌:石灰質
発酵:ステンレスタンク
樹齢:30年
熟成:15%新樽、残りは1〜3年使用の樽にて18ヶ月間熟成。

2016年にはBIOの認証がもらえるが、申請はしない予定。
低収量を守り、完熟を待って収穫するため、フィサン特有の青く硬い感じがない味わいを実現。
カシス、プラムにサクランボなどフルーツの香り。ミネラルを鉄分を強く感じるしっかりとした味わい。

                 16,500円(本体価格15,000円)